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ねこなんて いなきゃ よかった
¥1,430
文:村上しいこ / 絵:ささめやゆき ねこのももちゃんが死んだ。 友だちがやさしくしんぱいしてくれるので、ついつよがり「はじめから、ねこなんていなきゃよかった」といってしまった。 でも家にかえると、ももちゃんはもういない。みんながくらいかおをしていたら、かあさんがいった。 「かなしいのはあたりまえ。みんな、なきましょ」すると、ももちゃんの思い出が次々よみがえってきて…… かわいがっていた猫の死をきちんと受け止め、悼むことの大切さを描く絵本。 全国学校図書館協議会選定 発行年:2019 出版元:童心社 サイズ:20.7×22.2cm ページ数:34
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ぼくのしあわせないのち
¥1,540
文・絵:かんばやし麻 静かな海のそばのちいさな町でくらす おじいちゃんと黒ねこのぼく。 おじいちゃんは昨日のことをすぐに忘れてしまいます。 家族を事故でなくし、忘れようとおもいつづけて、 記憶のねじがはずれてしまったのです。 「ぼくの たいせつなもの なんでもあげるから おじいちゃんの かなしいきおくを けしてください」 ぼくは、まいにち空を見上げておねがいしました。 するとある日、真っ赤な空からふくろうが飛んできて、 ねこがみさまからの手紙が届いたのです。 第9回(2022年)絵本出版賞大人向け絵本部門で最優秀賞を受賞 発行年:2023 出版元:みらいパブリッシング サイズ:19×26.5cm ページ数:32
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ことりとねこのものがたり
¥1,430
文: なかえよしを / 絵:上野紀子 ちいさなくろねこは、ほかのねこたちから仲間はずれにされていました。 高い所がこわくて、よわむしとか勇気のないやつといわれていました。 そんなくろねこにもたったひとり、友だちがいます。 それは一度も空を飛んだことのない、ことりさんです。 くろねこがことりさんのためにしたこととは……。 発行年:2020 出版元:金の星社 サイズ:A4変型 ページ数:32
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ひだまり
¥1,430
文:林木林絵 / 絵:岡田千晶 乱暴者の猫のトラビスは、やさしいミケーレと出会ったことで、はじめてしあわせを知ります。 ところがそのしあわせは、ミケーレの突然の死で終止符をうたれ、トラビスは再びすさんだ生活に。 「生まれ変わったらひだまりになりたい」と言うミケーレのことば。 ひだまりを求めもがくトラビス。 絶望の底から再生までを描いた物語。 発行年:2018 出版元:光村教育図書 サイズ:A4変型 ページ数:32
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チャーちゃん
¥1,540
文: 保坂 和志 / 絵: 小沢 さかえ 「ぼく、チャーちゃん。はっきり言って、いま死んでます」 「死ぬと生きるの、違い?よくわかんないな。死んでも生きても、ぼくはぼくだからね」 人は死んだらいなくなるというのがこの社会の常識だが、果たしてそれはほんとうなのだろうか。そして、ぼくたちの実感にもそれはそぐわないのではないか。 現代文学の旗手、保坂和志が、一匹の死んだ猫を語り手に紡いだ「死」を巡る言葉は、奔放かつ繊細な小沢さかえの油彩画とともに、思いがけない死の姿を照らし出します。 対象年齢(自分で読むなら):小学中学年から 発行年:2015 出版元:福音館書店 サイズ:29×22cm ページ数:40
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ねがいごと
¥1,540
文: あさのますみ 絵: そのだえり この世界からさよならする時が近づいていた猫のミィ。思い残すことはあまりないけれど、一つだけ気になるのは子どものころからずっと一緒だったサキちゃんのこと。サキちゃんのために何か一つだけ“ねがいごと”ができるといいと考え始めたミィですが…。 発行年:2020 出版元:学研 サイズ:A4判 ページ数:32